黒鐘(くろかね/kuro-kane)

「俺をここまで貶めておいて出来ないとは言わせねーぞ」

「おまえまた俺にツケ頼んだだろ、ざけんな」

「勘弁してくれ…」

「…んなとこで突っ立ってんな。進めよ、ほら」

 所属　八咫一族

 年齢　111歳(人間で言う37歳あたり)

 身長　165cm

 性　　春

 職業　紅ノ地族長、氏族長(各地方の族長の長。兼業、交代制)、薬師、学師(術式学専攻)

 人称　俺/おまえ

一族じゃ珍しい体力なしインドアな紅ノ地の族長。その分頭脳派で、術式と薬の知識は学会では権威となっている。若くして学師を得、天黄楼の政を正すべく謀反を起こしたが、黒夜に収められてしまった。のちの服役中に黒夜に腕を見込まれて族長に復帰し、統治に一役買っている。紅ノ地特有の訛りを持たないが、紅ノ地以外の土地にいた記憶はないようで、自身もその理由をあんまりよく分かっていない。

やや口調は悪いが根は優しいため、なんだかんだで慕われている。口では否定するけどなんでも受け入れるし何でも肯定できる広い器を持っている。自分で自分の首を絞めて無理をしがち。

・被服が趣味。かなりこじらせており、単に作るだけではなく「相手を着飾る」事を考えるのが好き。

・巻き尺は常備。どこからか現れるお手製の巻き尺。

・琴もたしなむ。好きというわけではないが暇つぶし。

・遠視。仕事の時は眼鏡をかける。

・よく精霊に懐かれる。稀にいたずらに遭って被害を被る。